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2021.07.14 / President Talk

デザイン×ビジネス

ビジネスにおける商業広告の重要度の高まりを背景に、近年、デザインの役割や在り方が語られる機会が増えていますが、デザインを美術や芸術・アートとひとくくりに捉える事業者さんが、まだまだ多いように感じています。南雲治嘉氏は「著書:デザイン×ビジネス(デザインとは何か?)」で、売上アップ・市場の創造・顧客の満足を求めるビジネスと、デザインは「表裏一体」にあると捉え、両者の関連性を解説しています。商業デザイナー向けの専門書ですが、事業者の皆様にもお勧めしたい一冊です。

以下、同書の「あとがき」より
「デザインもビジネスも人のためにするサービス業である。つまり私たちに求められているのは人への思いやりである。ここがアートと決定的に違う。そのことがわかっていればプロの道は遠くない。プロ意識さえあればプロになれる。仕事に追われるとどうしても、何のために仕事をしているのかを忘れてしまうことがある。デザインもビジネスも人を幸せにする、その意識を常に持っていてほしい。仕事で成功するには、人一倍それを思うことである。」

…プロの仕事は、何業であれ根っこは同じ!?

文責:坂元