STAFFWORK

制作実績

2022.04.12 /

古墳のカタチもいろいろ 和のテイストもいろいろ

今回ご紹介するのは、明日香村振興公社様の「牽牛子落雁(けんごしらくがん)」。2022年3月、明日香村の「牽牛子塚古墳(けんごしづかこふん)」の一般公開を記念して作られた落雁です。この古墳は、八角形の形状から牽牛子(あさがお)と名付けられ、落雁も八角形に型取られています。デザイン面では、「古墳の八角形」と別称の「あさがお」、そして地元の食材を使った「色(味)」の3つの要素を落雁の“儚さ”でまとめました。「和風」と一口に言ってもとても幅が広く、また今回の落雁のように典型的なイメージや期待されるイメージがあります。斬新なデザインも難しいですが、どこかで見たことのある安心感を持たせた見たことないデザインも難しいですね。

箱の中に封入するしおり。紙帯と同じ種類(厚み違い)の紙を使用し、統一感を持たせ雰囲気作り。資材コストを考えながら、最高の演出ができるよう努めています。