販促通信
販促通信 2025年 春号 No.177

35周年を珈琲で乾杯!
35周年の記念品がようやく完成しました。巷には、さまざまな記念品作成サービスがありますが、弊社の主なデザインフィールドからやはり“食品”でしょうということで、就労支援事業所“ここある”さんのオリジナルドリップバッグコーヒー作成サービスを利用することに。印刷範囲などフォーマットが決まっているため自由度は高くないですが、制約のある既存のサービスを最大限利用し、スタッフワークならではの記念品を作ることを裏テーマとしました。
デザインコンセプトは、35周年を珈琲で乾杯!。
「コーヒーにまつわるコメントを残していて、比較的誰でも知っている、しかも芸術系の人」をピックアップし、緩めのデザインテイストでまとめました。クライアントの皆様に、ささやかではありますが感謝の気持ちを込めて、贈らせていただきます。コーヒーブレイクで、彼らのようなインスピレーションが沸いてくれば幸いです。

虎ファンのための書体
昨年8月に100周年を迎えた「阪神甲子園球場」。また今年は球団創設90周年ということもあり、阪神電車ではラッピング車両が走るなど、いつにもまして賑やかです。デザインに関していえば100周年に際し、フォントメーカー 株式会社モリサワから「甲子園フォント」がリリースされました。手書き時代のスコアボードの字体をモチーフにしてあり、線が太く堂々としたフォントです。デザイナーがフォントを選ぶ時、そのフォントのバックグラウンドを判断材料にすることも多々あります。生い立ちを知りフォントを使うとデザインに説得力をもたらします。この「甲子園フォント」、今のところは球場やオリジナルグッズへの使用に限定されているようですが、いつか仕事でこのフォントをチョイスできる日が楽しみです。

大きく丁寧にデザイン
道頓堀に面するビルへ掲示するタペストリーのご依頼。大阪市内でも特に活気のあるスポットのひとつ。場所柄、インパクト重視の派手で大きな看板が多く見受けられます。和菓子屋のお店、さらに本社ビルということもあり、サインとして目を引くことを最優先としながら、和菓子の上品さ・美味しさが国内外の方に伝わるように、大きく丁寧に取り組みました。

編集後記
春に年度替わりをするという節目の考え方は日本独特の文化のようです。気候も穏やかになり、気持ちを新たに歩み出すにはとてもいい季節ですね。こうした節目を迎える度に自身を振り返り、考え、チャレンジをくり返してきた結果が企業の100周年であったり、偉人の偉人たる結実なのだと感慨深くなります。

35周年のスタッフワークも、ウェブサイトのリニューアルや一昨年から続けている展示会への出展の内容の充実などを予定しています。また、本紙面や打ち合わせ時にお知らせしますのでお楽しみに。
株式会社スタッフワーク 社員一同

食品の広告制作に専門特化した
デザインプロダクションです。