販促通信
販促通信 2023年 春号 No.169
祝1周年!これからも
奈良の洋菓子店「ラ・メゾン・クリオール」がこの春、1周年を迎えられました。
立ち上げから担当させていただいたメニューやポスター、プライスカードなど多岐にわたる制作は、試行錯誤の連続でした。今回こうして1周年記念イベントの盛況ぶりを見て(自分事のように!)感じた喜びは、クリオールさんと共に経験してきたこの1年があるからこそ!
2年目も伴走できるように日々精進です。
https://www.instagram.com/criall_official/
キラキラ眩しいお客様
2月下旬、提携先の撮影スタジオに高校生が先生に引率されやってきました。
彼女たちは部活動の一環として地域の商品開発プロジェクトに参加しており、この日はその撮影です。調理やフードコーディネイトは私たちプロの側が行いますが、商品を企画しレシピを考案した彼女たちの思いをヒアリングしながらブラッシュアップしていきます。言葉を交わすうちに緊張もほぐれ、自分たちの言葉で思いを伝えてくれました。マスク越しでも伝わるキラキラとした笑顔、ピュアな好奇心! 高校生活の1ページになればとお誘いしましたが、
学びがあったのは私たち大人だったようです。
少しでも環境に配慮した視点で
再封シールとその技術のお話です。昨年あたりから、スティック系のパンを中心
にクロージャー(留め具)が廃止され、再封シールが貼付けされるようになりました。留め具がなくなることで袋自体もコンパクトにできプラスチック使用量は随分削減されたようです。
さて、今回ご紹介するのはレギュラーコーヒーにつける再封シールです。前段のパンとは異なり、コーヒーの場合は貼って剥がしてを二度三度と繰り返すため、ラベル自体の耐性と剥がしやすさが求められます。材質は「ユポ紙」というプラ素材を使用しています(パンの再封シールは紙素材が多いようです)。さらに、シールがめくりやすいように指がかかる部分の粘着性をなくす「糊殺し加工(部分糊止め加工)」を施しています。一連の印刷技術の応用や組み合わせで、この「何度か使える」という少し環境に配慮した視点が生まれました。
資源の無駄使いを少なくするために、サイズダウン、素材の置き換えといった小さな工夫でできることはまだまだありそうです。
編集後記
サッカーには「顔出し」という動きがあります。簡単にいうと、ボールを持っている味方に対して、フリーの選手がタイミングよく顔を出してパスを受けようとする動きです。ボールホルダーが敵に囲まれているときは助けになりますし、敵がつられてもプレーの選択肢をひろげられる。基本ながらも、奥の深いチームプレーの見どころです。
この3月、新年度からのスタッフワーク運営方針をとりまとめました。テーマのひとつに掲げたのは「会話の総量を増やすこと」。職場でのチームプレーにおいては、「顔出し」プラス「声かけ」を意識していきたいと思います。クライアントや取引先の方々も含めて、会話を交えてお互いを理解し合い、いいチャンスにつなげていく。そんなクリエイティブのファインプレーを心がけていきます。(社員一同)
食品の広告制作に専門特化した
デザインプロダクションです。