STAFFWORK

販促通信

2018.04.02

花や植物のイメージで、消費者の購買意識を刺激する

通勤時に新社会人とおぼしき方たちを目にします。期待と不安を胸に新しい環境に向かう姿に、もう何十年も前の自分の姿を重ねて、社会人の先輩としてよいお手本になれるよう、がんばっていきたいと刺激を受けました。

さて、今回の販促通信は、春の陽気によく合う「フラワー&ボタニカルデザイン」に注目してみました。見ているだけでハッピーな気持ちにさせてくれる「花」をモチーフにしたデザイン表現の数々。この時期の定番の表現について、皆様はどんなふうに感じられますでしょうか。

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例年以上に冷え込んだ冬が明けて、心も体もアクティブになる過ごしやすい季節になりました。桜や梅、野に咲く花々が、あちらこちらで春の訪れを告げています。毎年この時期になると、ショップのディスプレイなどでも色鮮やかな植物をモチーフにした表現をよく見かけます。

また、春のリニューアル商品や期間限定商品のデザインでも花柄をあしらったものが巷には溢れます。花の美しさ、可愛さは言わずもがな、自然を感じ、健康的であることから、消費を牽引する女性の購買意識に好印象を与えたいという狙いがあると想像できます。フラワー&ボタニカル(植物由来の)デザインが多くの消費者に受け入れられているのは、寒暖差の激しい四季の暮らしの中で、日本人が植物の開花に格別の赴きを感じているからかもしれません。

あたたかな気温を肌で感じるよりも早く、このような売場や商品を見ることで、現代人は春の足音を聴いているのではないでしょうか。