STAFFWORK

販促通信

2015.07.07

書体が伝えるイメージ

 書体がミスマッチしているために、意図しているイメージを的確に伝えられていない表現を、巷でよく見かけます。下記は、その言葉の持つイメージと書体の雰囲気をミスマッチさせてみた事例です。

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あえてイメージを狂わせることで、注意を引くキッカケができないかと模索することもありますが、違和感は不信感につながることも多いため敬遠されがち。やはり極端なミスマッチは商品やサービスのイメージに誤解を与えかねないため、避けたほうが良さそうです。

また、特に欧文(アルファベットやアラビア数字)では、誕生した時代・国・文化などを背景に、書体ごとに様々なストーリーがあります。「なぜその書体を選んでデザインしているのか?」、そんなところにもデザインをする上での意味を込めなければいけません。

スタッフワークが所有するデジタル書体の数は約650種。実際のデザインワークでは、こうした数の書体の中から題材に適したものを吟味して活用しています。適したものがないときはオリジナルで作成するわけです。