販促通信
販促通信 2025年 冬号 No.176
小さなポケットフォルダ
お客様からのアイデアで作成したポケットフォルダのご紹介です。昨秋のギフトショーに出展された日本クリンテック様。QRコードからサイトへ誘導する名刺サイズのカードを商品(ブランド)ごとに作成し、名刺とポケットフォルダと一緒にお渡しする手法を取られました。この小さなポケットフォルダのアイデアはお客様の発案で、ビジネスホテルのカードキー入れがヒントになりました。生活圏が変わると見るもの聞くものそこから生まれるヒントも変わります。私たちにも皆さんのアイデアを聞かせてください!
日本パッケージ大賞2025
日本パッケージ大賞2025において、弊社がデザインを担当いたしました「MIKKO&LUKE プラントミルクシリーズ」が入選となりました。日本パッケージ大賞は、2年に一度、公益社団法人日本パッケージデザイン協会が主催するコンペティションです。パッケージデザインのプロフェッショナルが集い、食品や飲料といったカテゴリーごとにデザイン性や創造性などが審査されます。
今回の案件をご依頼いただいたクライアント様をはじめ、日頃からご依頼、応援いただいている皆様に感謝申し上げます。
印刷のミカタ
すっかり冬の定番チョコとなった明治製菓のMeltykiss。売れ筋商品のためか(予算がある⁉︎)印刷の特殊加工がふんだんに使われています。パッケージ全体を包み込む、しっとりとしたマット仕上げが上質感をもたせています。チョコレートの写真部分には、光沢ニスでアクセントを加え、季節限定の希少性、フレッシュな印象を受けます。そして、なにより目を引くのが、見る角度によって表情が変わる商品名。ここには、箔押しと彫刻エンボスを組み合わせた加工が施されています。その他にも裏面など細部へのこだわりが感じられる加工の数々。なにより特筆すべきは、こうしたさまざまな加工技術を組み合わせながらも、ひとつのパッケージの中でデザインと調和し、不動の冬の定番の世界観を演出している点です。アレコレ分析する印刷・デザイン関係者を尻目に今年の冬もしっかり売れているようです。
編集後記
2025年、スタッフワークは創業35年を迎えます。シールや店頭POPの制作といった販促支援から始まり、ここ数年はパッケージを中心にWEBサイト、動画作成と時代とともに変化をしてきました。また、お客様の数も増え、個人の方から大手企業までご依頼内容もさまざま。皆様にはその時の精一杯をお返ししてきたつもりです。
デザインひと筋35年。皆様の仕事を通じて培った経験を活かし、そこに囚われすぎることなく、クライアントの利益を最優先に、これからも皆様のお役に立てるよう取り組んでまいります。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
株式会社スタッフワーク 社員一同
食品の広告制作に専門特化した
デザインプロダクションです。