STAFFWORK

販促通信

2016.06.30

目立って、かわいくて、元気が出るカラーリング!

みかんやレモンなどビタミンを多く含む柑橘(かんきつ)類やベジタブルに見られる高彩度のオレンジ、イエロー、グリーンなどを「ビタミンカラー」といいます。見るだけで元気が湧いてくるビビッドな色味は、若年層向けのファッションやプロダクトの分野で明確なコンセプトを作り出している一方、グラフィックデザイン(広告分野)においても非常に使い勝手のよいカラーリング手法のひとつです。南の島を彷彿とさせる「原色」に近いこれらの色調は、ポップで楽しい雰囲気を表現しやすく、人の目を引く色使いとしても用いられます。ただし、テンションが高いため、落ち着き、高級感、歴史、格式などを表現する場合には少し工夫が必要です。

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さて、この夏は厳しい暑さになる見込みだそうですが、こうした元気が出る心理効果を狙ったデザインは街中の広告や雑誌の表現などいたるところで目に入ってくることでしょう。巷に溢れるさまざまな色使いとその狙いに注目してみるのも面白いですよ。