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2016.04.28 / President Talk

震災のニュースを見て

この度の震災報道のニュースで、「避難者自身が自らボランティアを買って出ている姿」を見聞きした。 避難所で炊き出しをしているグループ。冷蔵庫などに残っていてこのままでは廃棄せざるをえない食材を各家庭から皆で持ち寄って、飲食店主らが持ち出した業務用の大鍋で豚汁のような温かい料理をふるまっていた。 避難所となった高校のグランドにパイプ椅子などを並べて、「SOS・水」などの文字を大きく描いた地元の男子高校生ら。「自分はケガや病気もなく、動ける体だから…」と、避難所内の雑用を買って出ている地元の女子高校生ら。
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「援助がこない、支援が遅い、行政は何をしている!」と嘆く人が多いのが現実だろう。しかし同じシビアな境遇にあっても、「人の役に立とう」と自主的に行動する人がいるのも事 実。就活シーンで、「指示待ち人間はいらな い」「自分で考え、自発的に行動できる人材が欲しい」などとよく耳にする。今回のような緊急事態にボランティアを自ら買って出る人々は、日頃の働きぶりや暮らしぶりから、凡人とは違うのだろう。

「いざとなれば、俺だってやるさ!」と心の底から言えるか、改めて自分に問いかけてみた。